摩周湖も硫黄山も見られる穴場的スポット「摩周第三展望台」

「霧の摩周湖」と呼ばれる神秘的なカルデラ湖。最深部が約211mと深く、世界一級の透明度を誇ると言われてます。「摩周ブルー」と呼ばれる湖面がサファイアブルーに輝くのは、透明度が高い湖ならではの現象だそうです。 今回は、摩周湖を眺めるおすすめスポット「摩周第三展望台」をご紹介します!

一番人気の展望スポット「摩周湖第一展望台」

摩周湖の写真でよく見かけるのが、「摩周湖第一展望台」の写真!晴れた日はとても美しい「摩周ブルー」を見ることができます。 その「摩周湖第一展望台」から3kmほど離れたところにあるのが、今回ご紹介する「摩周第三展望台」です。 それでは早速、どのような魅力があるのか、見て行きましょう!(下の写真は「摩周湖第一展望台」です)

一番高い場所にある展望台

摩周第三展望台へは、階段を登って向かいます。標高670mの場所にあり、摩周湖の展望台の中で一番高い場所にあるんですよ。下は展望台へ向かう道の写真。高い場所にあるというのがお分かりいただけるのではないかと思います。展望台へ向かう道中も、美しい景色が楽しめます。

硫黄山や屈斜路湖も眺められる!

「摩周第三展望台」の魅力のひとつがこれ!
摩周湖の反対側には、硫黄山、藻琴山、屈斜路湖が一遍に見渡すことができます。穴場スポットと自信を持って言えるのは、一度に二度おいしい景色を楽しめるからです。写真の手前に見える山が硫黄山、その奥が屈斜路湖、一番奥の山が藻琴山です。
そしてもうひとつのポイントが、展望台のすぐ下に広がるダケカンバ。ダケカンバはシラカバの仲間で高山性の樹木です。大きく伸びず、曲がりくねった幹や枝が特徴的です。

「カムイシュ島」が一番近くで見られる

「摩周第三展望台」のもうひとつの魅力が、摩周湖に浮かぶ島「カムイシュ島」を一番近くで見られること。 カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」という意味があるそうです。湖面に見えているのは高さ30mほどで、島のほんの一部。実際の高さは240mもあり、ほとんどが湖の中に沈んでいるのだとか。氷山の一角のように、頂上部分だけがちょこんと見えている状態なのですね。写真の左下の方に見えているのが「カムイシュ島」です。
「摩周第一展望台」とはまた違った表情を見せてくれる「摩周第三展望台」。
標高の高い場所にあるため、360度どこを切り取っても素敵でダイナミックな風景を見せてくれます。湖面の色の違いも楽しんでいただけると思います。

摩周第三展望台(ましゅうだいさんてんぼうだい)

所在地:川上郡弟子屈町
電話:015-482-2200(摩周湖観光協会))
時間:見学自由
交通:JR川湯温泉駅から車で15分
HP:https://www.kawayu-eco-museum.com/mashuviewpoint3/
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