- 公開:
- 中標津・別海
- 見る・遊ぶ
人よりも牛の数が多い町、中標津(なかしべつ)町。牛乳で乾杯条例が制定されていたり、大手乳製品ブランドの工場や「ミルクロード」と名がつく道路があったりと、町中牛乳づくし!そんなミルクタウン・中標津町にお邪魔してきました。
人の数<牛の数。THE 酪農の町・中標津
中標津町は人口2万4 千人の町ですが、乳牛飼育頭数は約3万9先頭。
ざっと計算すると人の1.6倍もの牛が町内に居るということになります!
当然、基幹産業は酪農。
広大な土地、冷涼な気候でストレスをかけることなく育てられた牛の牛乳は、常に日本トップクラスの乳質を誇っています。
牛乳は「ミルクロード」を経てあの町、この町へ
市街地から車で15分ほどに位置する大展望スポット「開陽台(かいようだい)」。
その近くを走る北19号道路は「ミルクロード」という愛称で親しまれています。
牛乳を出荷するタンクローリーが走る一直線の道、ということから名付けられたのだとか。
ミルクロードを経て道内外へと牛乳が旅立っていくのですね。
外への出荷だけではなく、町内でも新鮮牛乳を使った製品造りができるようJA中標津乳製品工場や、雪印メグミルクの工場があります。
町を挙げて牛乳愛飲を推進中!
そんな町の産業を支える牛乳をもっと広めようと、2014年4月1日から中標津町は「牛乳で乾杯条例」をスタート。
とてもユニークな試みで、町のお祭りや会議の開会式などで高らかに牛乳を掲げる人が続出。
乾杯専用の紙コップも用意されているそうです。
コクがあるのにさっぱりとして飲みやすいので意外とファーストドリンクに適しているのかも!?
自慢の牛乳で作るグルメにも注目!
飲みやすい牛乳はチーズにしてもおいしいに違いない!ということで、町内でチーズグルメを探してみると出てくること出てくること。
うどんの上に町内産のゴーダチーズを豪快にかけていただく「むらかみうどん」、
町内や別海町のチーズと餃子を鉄板上でアッツアツに焼き上げる「佐藤さんちのぎょうざ」、
町内産のゴーダチーズを贅沢に使ったパンをそろえる「Cafe beco」など、
インパクトが強いメニューもそろいますよ。
もちろん、牛乳スイーツの大本命・濃厚なソフトクリームも充実しているのでどちらも要チェックです。
牛乳のふるさとを訪ねてみよう
中標津町を訪れるとのどかな景色が広がり、良質な牛乳が生まれる理由がわかる気がします。
ぜひのびのび過ごす牛の気持ち! ?になってパノラマビューを堪能し、牛乳のふるさとでミルクグルメを楽しんでください。
■過去の記事
帯広で暮らすように旅ができる「HOTEL NUPKA」
帯広の中心部にある「HOTEL NUPKA」は、仕事、ひとり旅、ワーケーションなど、さまざまな旅のスタイルに対応したおしゃれなホテル。「NUPKA(ヌプカ)」は
「しかりべつ湖コタン」開催中!
どことなく春の気配が近づいてきていますが、北海道の十勝エリアにあるしかりべつ湖では、まだまだ冬真っ盛り!今回は、毎年1月下旬から3月下旬まで開催されているイベン
海岸で流氷を眺めるだけの「流氷浴」が静かな人気
なにもしない贅沢な時間をウトロで!しかも外で味わえる極上のアクティビティをご紹介します。新たな流氷の楽しみ方として、昨年から何かと話題となっている流氷浴です。実