釧路は自然と産業がうまく溶け合った風情のあるエリア。メインは和商市場の「勝手丼」。釧路は各地の魚介が集まり、サンマやシシャモなど旬ごとにおいしい魚介がいっぱい。幣舞橋の上からは釧路の夕日を眺め、夜は福司のお酒を飲みながらザンギや炉ばた焼き発祥のお店で地元グルメを満喫します。
釧路モデルコース
新鮮な海の幸も、ソウルフードも!
名物グルメいっぱいの夕日の街・釧路をぶらりさんぽ
yokoyama
釧路市産業振興部
観光振興室
横山 侑貴さん
地元ナビゲーターが語る釧路の魅力
なんといっても涼しいのが釧路の魅力。市街地からわずか約20km先には、ラムサール条約湿地に登録されている釧路湿原があり、自然が豊かなところも魅力です。海鮮もおいしいので、和商市場の勝手丼はぜひ食べていただきたいです。お手頃価格で味わえます。世界三大夕日として知られる幣舞橋から見る夕日は空気が澄む秋から冬にきれいに見ることができます。
Ⓐ和商市場   
Washo market
好きな魚介を好きなだけ!自分だけの海鮮丼作りを楽しむ
港町の釧路を代表する場所。1954年にできた釧路で最も歴史のある市場です。露天商がはじまりで「和してあきなう」名前の由来となっています。自分の好きなネタをのせられる「勝手丼」が名物。釧路の旬のネタを盛り付けてオリジナルの海鮮丼を作ることができます。干物や海産物をおみやげに買って帰るのもおすすめです。
住所:釧路市黒金町13丁目25
▼ 車で約5分 ▼
Ⓑ釧路フィッシャマンズワーフMOO    
Kushiro Fisherman’s Wharf MOO
釧路のおみやげを買うならここ!グルメも充実の複合商業施設
釧路名物「さんまんま」など釧路の味覚が味わえる飲食ブースや釧路土産が買えるショップなどが豊富にそろう複合施設。釧路グルメが楽しめる屋台村をはじめ、海鮮が堪能できる「岸壁炉ばた」もあります。「カニのUFOキャッチャー」があり、カニが獲れるとその場で茹でて持ち帰ることができます。
住所:釧路市錦町2丁目4-7
▼ 車ですぐ ▼
Ⓒ港文館    
kobunkan
レトロなレンガ造りの建物で、釧路港と石川啄木の足跡をたどる
石川啄木が勤務していた旧釧路新聞社の社屋を復元したもので、港湾休憩所と石川啄木の資料館となっています。1階部分にはカフェスペースと釧路港の歴史や役割をそゆかいしたパネルを展示。2階部分は石川啄木の直筆ハガキなどを展示する資料館。1階のカフェで飲み物を注文して、2階で休憩をすることもできます。
住所:釧路市大町2丁目1-12
▼ 車で約4分 ▼
Ⓓ福司酒造    
Fukutsukasa Sake Brewery
北海道産米と道東の伏流水を使う、釧路唯一の酒蔵
釧路唯一の酒造。大正8年の創業で2019年に創業100年を迎えました。北海道産のお米と、仕込み水は道東の伏流水を使用。福司は釧路の冷涼な気候で生まれたすっきりとしたお酒となっており、魚介はもちろん、どんな料理にも合うと評判です。直売所では、限定商品も販売しています。
住所:釧路市住吉2丁目13-23
▼ 車で約4分 ▼
Ⓔ幣舞橋   
Nusamai Bridge
北海道三大名橋に数えられる釧路のランドマーク
釧路を代表するスポットで、世界三大夕日のひとつである釧路の夕日を眺める絶好のポイント。橋の上には四季の像が立ち、夕日と四季の像のシルエットが絵になる。太平洋に沈む夕日のシチュエーションも感動を誘います。釧路の夕日を見るのにおすすめな季節は空気が澄む秋から冬。釧路観光クルーズ船seacraneさんが運行するクルーズ船に乗るのもおすすめです。
住所:釧路市北大通
▼ 徒歩で約7分 ▼
Ⓕ鳥松   
Torimatsu
北海道のソウルフード「ザンギ」発祥のお店
北海道のソウルフード「ザンギ(鶏のからあげ)」の発祥の店として知られており、席はカウンターのみ。ザンギは骨付きと骨のなしの2種類があり、スパイスの効いたソースをたっぷりとつけて味わうのがおすすめ。ソースに胡椒を入れて食べるとまた違った味わいが楽しめます。ザンギのお持ち帰りもできます。
住所:釧路市栄町3丁目1
▼ 徒歩すぐ ▼
Ⓖ炉ばた  
Robata
60年以上の歴史を持つ釧路の炉ばた焼き発祥の店
店の中央に囲炉裏があり、一番美味しい状態に焼きあげてくれます。席はこの字のカウンターのみ。古民家のような趣のある店内で、釧路の銘酒・福司と炉ばた焼きをじっくりと味わえます。釧路の新鮮な魚介はもちろん、野菜やお肉、一品料理などメニューも豊富。旬のものを店員さんに聞いて注文しましょう。

住所:釧路市栄町3丁目1

-column-
釧路のスクランブル交差点
釧路駅前にあるスクランブル交差点。渋谷の交差点とは違い、朝8時の通勤時間帯でも人はまばらでした。広々としていて歩いていて気持ちが良いほど。釧路の人口は17万人。ひがし北海道を代表する都市です。とはいっても、ひがし北海道では、やはり移動手段の車は必需品。釧路の自動車の世帯普及率は90%以上なので、通勤にはほとんどの人が車を利用しているのだと思います。ひがし北海道の特徴を垣間見ることができる、釧路のスクランブル交差点でした。
釧路タウンモデルコース
朝食には和商市場で勝手丼。釧路川の方へ移動して、釧路フィッシャーマンズワーフMOOでおみやげを買った後は、釧路の歴史を知ることのできる「港文館」へ。幣舞橋で夕日を眺めて、夜は釧路のソウルフードをはしごします。港町・釧路の魅力を存分に感じることのできるコースとなっています。
▼ 車で約5分 ▼
▼ 車ですぐ ▼
▼ 車で約4分 ▼
▼ 車で約4分 ▼
▼ 徒歩で約7分 ▼
▼ 徒歩すぐ ▼