タンチョウと阿寒湖と
アイヌ文化を満喫。
釧路空港〜阿寒湖を
1泊で巡る旅

古くから周辺の火山活動によって生まれ、豊かな森に囲まれた阿寒湖。全域が阿寒国立公園に含まれ、ひがし北海道を代表する観光地として知られています。そんな阿寒湖の自然を楽しめる阿寒湖温泉街までは、特別天然記念物のタンチョウが見られる施設などがあり見どころいっぱい。たんちょう釧路空港から阿寒湖温泉街までの間の観光スポットを1泊のモデルコースをご紹介。ぜひ旅の参考にしてみてください。
釧路空港〜阿寒湖1泊モデルコース
ひがし北海道の玄関口・釧路空港に午前中に到着。まりも国道と呼ばれる国道240号を北上、道の駅や阿寒国際ツルセンターなどに立ち寄り、阿寒湖温泉街へ。夕方から夜は阿寒湖温泉街でアイヌ文化を存分に楽しみ、阿寒湖を眺める温泉宿で旅の疲れを癒します。
出発はひがし北海道の玄関口「たんちょう釧路空港」
東京、関西、丘珠便が発着するひがし北海道の玄関口。2018年には関西空港発着、2020年8月には成田空港発着のLCC・Peachが就航したことにより便利な拠点となりました。館内には特産品を扱う売店や名物グルメが味わえるレストランを併設しています。
住所:釧路市鶴丘2
▼ 車で約25分 ▼
「道の駅阿寒丹頂の里」でグルメやおみやげを満喫
阿寒国際ツルセンター【グルス】から徒歩圏内にある道の駅。パプリカソースがかかったソフトクリームなどが味わえる軽食コーナーのある「クレインズテラス」や、地元の特産品が並ぶ「阿寒マルシェ」、真向かいには天然温泉「丹頂の里温泉赤いベレー」などがあり、休憩やおみやげ探しに最適です。
住所:釧路市阿寒町上阿寒23-36-1
▼ 徒歩すぐ ▼
「阿寒国際ツルセンター【グルス】」でタンチョウに出会う
専門の研究員がタンチョウの保護に役立てていく、国内唯一のタンチョウのための施設です。ツルについて知ることができる展示コーナーがあるほか、野外飼育場では、自然に近い状態で飼育されているタンチョウを一年を通して観察することができます。
住所:釧路市阿寒町上阿寒23線40番地
-釧路空港〜阿寒湖の
必見スポット-
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旧上徹別小学校の桜
阿寒町の桜は例年5月中旬〜下旬が見頃。旧上徹別小学校(現上徹別福祉会館)周辺は、桜の名所として有名です。桜の時期には道路沿いにピンク色のエゾヤマザクラが咲き誇ります。 住所:釧路市阿寒町飽別51-24
霧氷.(阿寒湖観光協会)jpg
冬の樹氷
「ボッケ遊歩道」や「道の駅阿寒丹頂の里」からアイスクリームショップ「あっかんべえー」までの区間は冬の気象現象・樹氷が見られることで知られています。住所:釧路市阿寒町上阿寒〜釧路市阿寒町中徹別の国道240号沿い
▼ 車で約45分 ▼
阿寒湖温泉街に到着。「阿寒湖観光汽船」でマリモを見に行く
特別天然記念物のマリモが生息することで知られる阿寒湖は湖畔南部に温泉街があり、桟橋からは遊覧船が出航し、マリモ展示観察センターがあるチュウルイ島など見どころがいっぱいのクルーズが楽しめます。阿寒岳や雌阿寒岳など湖上からの自然いっぱいの景色にも癒されます。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20
-冬の阿寒湖も楽しみいっぱい-
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冬は湖面が結氷する阿寒湖。例年1〜3月は「あいすランド阿寒」が開催し、阿寒湖上はスノーモービルやバナナボート、天然ワカサギ釣りなどが楽しめる真冬限定のレジャーランドとなります。特にて天然ワカサギ釣りが名物。結氷した湖に穴をあけてワカサギを釣り上げ、天ぷらにして楽しめます。寒い中、揚げたて熱々の阿寒湖のワカサギを味わうのは格別!
▼ 徒歩で約10分 ▼
阿寒湖温泉街のパワースポット「ボッケ遊歩道」を歩く
阿寒湖温泉街の端にある湖畔の遊歩道。「ボッケ」とはアイヌ語で「煮え立つ場所」という意味で、火山ガスにより泥と水が地中から噴出している泥火山のこと。地中からポコポコや湧き上がる様子は大地のエネルギーが感じられます。遊歩道の周辺には広葉樹や針葉樹が混じった森が広がり、エゾリスやエゾシカに出会えることも。約1.5km、45分ほどでまわることができます。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-2-16
▼ 徒歩で約2分 ▼
「温泉工房あかん」のまりもスイーツでカフェタイム
阿寒湖温泉街に一角にある喫茶店。まりもを模したりんご味の透明なゼリーとフレッシュなミルクジュースが二層になったドリンクや、まりも羊羹が丸々入ったおやきがあり、阿寒らしいスイーツが楽しめます。店内でゆっくりイートインも温泉めぐりのお供としてテイクアウト もOK。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-4-29
▼ 徒歩で約12分 ▼
「阿寒湖アイヌコタン」でアイヌ文化を体感
36戸・約120人が暮らすアイヌコタン(集落)。デジタルアートを使った阿寒ユーカラ「ロストカムイ」などを上演する劇場や木彫製品をはじめとした、アイヌ民芸品店などがあり、アイヌ文化を体感できる施設がいっぱい。宿にチェックインしたら夕方から夜にかけてぶらりと観光しましょう。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-19
▼ 徒歩すぐ ▼
阿寒湖を眺める露天風呂がある「あかん遊久の里 鶴雅」に宿泊
阿寒湖温泉随一の規模を誇る温泉ホテル。阿寒湖に接し一体感を満喫できる庭園露天風呂や、阿寒湖や阿寒連山を一望する空中露天風呂でひがし北海道ならではのロケーションが楽しめる湯浴みが楽しめます。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-6-10
-阿寒湖温泉街の
必見スポット-
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阿寒岳神社
阿寒湖温泉街にある、明治38年創立の神社。古くから阿寒湖畔に住む人々の心の拠り所になっていたと言います。観光客の平穏や安全な旅行にご利益があります。
住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目1-6
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阿寒湖の森ナイトウォーク ”カムイルミナ”

夜の「ボッケ遊歩道」で楽しむ、最新デジタルアートを用いた体験型アートパフォーマンス。
※2020年は開催中止です。
http://www.kamuylumina.jp

広いひがし北海道は「ひがし北海道エクスプレスバス」でも巡れます
今回紹介したコースは、1月下旬〜3月上旬から運行予定の「ひがし北海道エクスプレスバス」でも行くことができます。広いひがし北海道、車で巡ることが難しい冬は、「ひがし北海道エクスプレスバス」で快適なバス旅してみませんか? ※運行の詳細については2020年9月にお知らせいたします。
ひがし北海道の主要空港と各観光地間、都市間を結ぶバス
「ひがし北海道エクスプレスバス」とは、9〜11月中旬と1月下旬〜3月上旬に運行される周遊バスで、ひがし北海道内の空港や観光地、都市、宿泊施設などを結ぶ。冬季12路線運行。主要観光スポットの見学時間を用意している路線もある。完全予約制で、7日前まで(予約状況で2日前まで)の予約が必要。
運行期間:2020年1月25日~3月8日毎日運行※一部別日程あり
利用条件:バス利用の際は指定の宿泊ホテルに泊まることが条件となる。
予約方法:オンライン予約、または下記問い合わせ先から。
ご予約・お問い合わせ:エクスプレスバス個人予約センター・㈱ホワイト・ベアーファミリー札幌営業所☎011-806-0212(平日・土曜日10:00~17:00※日祝除く