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昭和11年築の川湯温泉駅内にある「オーチャードグラス 」は駅舎の一部を改装したカフェ。昭和で時が止まったかのようなレトロな雰囲気、ハンバーグやオムライスといった懐かし洋食でタイムスリップ感を体験して。
カフェが入る駅舎もかわいい
釧路と網走を結ぶJR釧網本線の無人駅・川湯温泉駅。
赤い三角屋根がかわいらしい駅舎には足湯もあり、ちょっとした休憩のために立ち寄りたいですね。
この駅舎に入るのが今日ご紹介するカフェ「オーチャードグラス 」です。
駅のホームを望む店内は時が止まったかのよう
駅の待合室を抜けるとすぐにお店の入り口が現れます。
ステンドグラスで彩られた窓からはホームを望みます。う〜ん、これぞ駅舎カフェ!
元々は畜産業を営んでいたという店主がお店をオープンさせたのは1987年のこと。
駅事務所であったスペースを活用し、アメリカの田舎のダイナーのようなムードに変身しました。
お店奥の部屋の大テーブルや床は当時のままだとか。
ここだけ昭和に取り残されたような空間となっています。
懐かし洋食メニューで加速するノスタルジー
メニューを開くとハンバーグ(1100円)やビーフシチュー(1800円)、ミックスピザ(1200円・用意できない時期あり)などどこか懐かしいような洋食たち。
近郊の食材を使って長く愛されるメニューを、との思いからのラインナップだそうです。
気になるメニューからハンバーグとビーフシチューをチョイスしました。
ハンバーグは柔らかくもぎゅっと肉感が凝縮されたパテに目玉焼きが乗り、幸せ気分!
続きましてビーフシチュー。
1日かけてじっくり煮込まれたというだけあって、コクがあり、深い味わい…。
なるべく地元野菜を使うという付け合わせのサラダもシャキシャキとみずみずしかったです。
幼い頃、レストランで憧れていたメニューをお腹いっぱいいただけて、とても幸せなひとときでした。
食後はぜひ、お向かいの「森のホール」にもどうぞ
オーナーから川湯温泉駅界隈は若い人が移住したりと、ユニークなお店もあるということを教えてもらいました。
駅前には雑貨とパンを販売するお店があったりと注目なエリアです。
そうそう、同じく駅前にあるカフェ「森のホール」はオーチャードグラス のオーナーの奥様が営まれているそう。
ぜひ食後のスイーツをいただきに行ってみて。
旅情そそられる駅舎カフェで穏やかなひとときを
今日はどこか懐かしさで溢れるカフェを紹介しました!
窓の外をのんびりと走る車両を眺めながらのティータイム、ぜひオーチャードグラスでお楽しみください。
オーチャードグラス
所在地:北海道弟子屈町川湯駅前1-1 川湯温泉駅舎内
電話:015-483-3787
時間:10:00~16:30(17:00閉店)
定休日:火曜、不定休
交通:JR川湯温泉駅舎内
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