秋がシーズン!鮭の水揚げ風景が見られる「ウトロ鮭テラス」へ

秋です!鮭のシーズン到来! 今回は、ウトロ漁港で鮭の水揚げ風景を見ることのできる「ウトロ鮭テラス」をご紹介します。
ウトロは春から秋まで鮭の漁獲ができる鮭の街。ウトロでは全部で6種類ほどの鮭が水揚げされるそうです。

道の駅の裏側にあり、温泉街からも近い!

場所は道の駅ウトロ・シリエトクの裏側にあります。道の駅の横から、鮭テラスへ向かう登り坂へ車で向かいます。「ウトロ鮭テラス」の案内看板が設置されているので迷わずいくことができますよ。 この日訪れたのは朝7時30分頃です。ウトロ温泉街から車ですぐなので、朝食前にちょっと見学に訪れるというのがおすすめです。 「ウトロ鮭テラス」という名称は、応募によって決まったもので、「この場所がウトロの鮭を照らす場所になってほしい」との願いが込められているそうです。

鮭のまち・ウトロを間近で感じられる「ウトロ鮭テラス」

坂道をあがると、ウトロ漁港の2階部分にあたる場所へ到着。広い駐車場があり、フチにある屋根付きの部分が「ウトロ鮭テラス」です。
テラスから1階部分をのぞくと、ちょうど漁から帰ってきた船を見ることができました。
ちなみに、1階は漁業者さんだけが立ち入ることのできる衛生管理エリア。私たちがウトロ漁港を見られるのは、この2階部分だけですが、上から眺められるので漁船の着岸から水揚げ風景までをバッチリ見ることができるのですよ。近くで見られる機会はなかなかないので、ついつい見入ってしまうこと間違いなしです!

水揚げ風景を真上から見る!

到着した漁船の陸揚げ作業がはじまりました!作業を真上からみられる場所に移動して、いよいよ水揚見学です。
鮭は定置網で漁獲され、新鮮さを保つため氷で冷やされながら漁港で運ばれます。岸では、鮭を網ですくい選別台へ。ここで等級別に分けられるのだとか。その後、運搬、セリを経て、加工場へ。
陸揚げ作業を眺めながら、漁師さんたちの手際の良さと、鮭の多さに驚きつつ、これが自分たちの食卓にならんだり、加工品になるのだなということを実感。今まで当たり前のように鮭を食べていましたが、命をいただくありがたさを感じました。

ウトロで獲れる鮭の種類

知床の海域で獲れる鮭は6種類ほどあり、代表的なものはシロザケ、カラフトマス、サクラマス、キングサーモンだそうです。春に獲れるトキシラズ、未成熟のケイジはシロザケの種類なのだそうですよ。
見頃は、秋の朝7時から10時頃まで。日曜日と海が荒れている日はお休みになります。
ウトロの水揚げ風景を見られる「ウトロ鮭テラス」は誰でも訪れることができます。テラスはとても広いので混雑することなく、いろいろな場所から漁港を見ることができるのが魅力です。
ウトロを訪れることは難しいという方も、ぜひウトロが鮭のまちであること、鮭の水揚げを見学できる場所があることを知っていただけると、とてもうれしいです。

ウトロ鮭テラス(うとろさけてらす)

所在地:斜里郡斜里町ウトロ西
電話:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
時間:見学自由
交通:ウトロ温泉街から車ですぐ
HP:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3688/

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