フェスでもないけどタオルをブンブン! で極寒とは何かを知る−オホーツク流氷館

JR網走駅から車で10分ほどの場所に位置するオホーツク流氷館。 本物の流氷を設置している展示室があり、夏でも流氷が見られる場所としてよく知られています。 そんなオホーツク流氷館で、長期にわたり人気を博している 「しばれ実験」と呼ばれる実験があるとのこと! いったいどんな実験なのか、ひがし北海道スタイル編集部が調査に向かいました!

流氷とオホーツク海の生き物がテーマのミュージアム

流氷とオホーツクの海の生き物をテーマとしたオホーツク流氷館は、観光情報コーナーやおみやげショップ、クリオネをはじめとする生き物の展示や流氷幻想シアターなど見どころがたくさん。また最上階には、網走湖や遠く知床連山まで360度のパノラマ風景が見られる展望テラスがあり、冬には流氷接岸の様子も見られます。

流氷テラスでオホーツクの冬を体験

中でも施設の中で外せないのは「流氷体感テラス」。 マイナス15度という極寒に保たれている室内には、見て触れられる「流氷」が! 年中問わず本物の流氷が展示されているので、 流氷が接岸している冬のオホーツクの気温を体感できます。 夏の暑い時期なら、暑さも忘れられて気持ちいいですね! また夕景や夜明け、低緯度オーロラを再現した、光による演出はとても美しく見どころです。

遠慮なく、タオルをブンブン回そう!

さて、そんなマイナス15度の世界で、人気を博している実験があるとのこと。 それは、「しばれ実験」! 「しばれ実験」とは、北海道弁のしばれる(凍る)という言葉にちなんだ実験で、 濡れたタオルを数十秒振り回すとあっという間にカチカチ状態に凍ったタオルになってしまう といった実験ですが、これがとっても楽しい! あまりの楽しさに、夏フェスに参加しているのではないかと思われるほど タオルをブンブン思い切り振り回してしまいました。
濡れタオルを回すだけといったシンプルな実験ですが カチカチに凍ったタオルを見ると、いかに冬のオホーツクが寒いのかを実感できます。 もちろん、タオルを回すときは周りの人にお気をつけください。 凍ったタオルは当たるととても痛いですから。

そんな極寒を体感できる「しばれ体験」は とっても簡単なので 網走を訪れる際には、ぜひ挑戦してみてください! うだなれるような夏の暑さを体感している方は、ここでぜひ極寒を体験してみては?

オホーツク流氷館

所在地:網走市天都山244-3
電話:0152-43-5951
時間:5〜10月は8:30〜18:00、11〜4月は9:00〜16:30
休業日:年中無休
料金:750円(1・2階の施設は入場無料)
交通:JR網走駅から車で8分

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