ここは最果て 異国感ひしひし… 根室をドライブ

日本の本土最東端にあり、 北方領土も間近に望む納沙布(のさっぷ)岬、 街で見られるロシア語の標識、ヨーロッパのような眺め… どこか異国ムードが漂う街、根室で車旅を楽しんできました。

市街地を走ると、あれ、ここはロシア?

JR根室駅をスタートし、市街地を走行していると、早速発見!異国ムード。道路標識が日本語+ロシア語となっていたり、ロシア語のみの表記となっているものまで見つけました。これは根室港に多くのロシア船が寄港するため。「根室港」「納沙布」など主要エリアを案内しています。ちなみに鹿が多数生息しているエリアでもあるので、「シカ注意」案内もよく見られます。

まるでヨーロッパ、かわいいサイロが建つ公園

納沙布岬へと走る途中にある明治公園ではヨーロッパのような風景が見られます。 明治8年に国が創設し、北海道では2番目に古い牧場を利用した公園です。 レンガ造りのサイロがかわいらしい! こちらのサイロ、赤レンガとしては国内最大級の大きさ、 そして現存するレンガサイロとしては国内でも2番目の古さを誇っています。

明治公園

所在地:根室市明治町
電話:0153-24-3104(根室市観光協会)
時間:入園自由
交通:JR根室駅から車で7分

根室流イタリアンを味わいながらトーチカを望む

公園を後にし、ここでランチタイムにしましょう。 地元の素材をたっぷりと使うイタリアン「Boschetto(ボスケット)」でいただきます! 店内からは、コンクリート製の四角い箱状の建物が2基、見えます。 こちらは「トーチカ」と呼ばれ、戦時中、アメリカ軍が海から侵攻してくることを想定した防御陣地。 ここ以外にも根室市内にはいくつか残されているそうです。 実際に使われることはなかったのですが、戦争の爪痕を垣間見ることができます。

ついに到達 最果ての地、納沙布岬

トーチカ群から車を走らせること25分、 ついに納沙布(のさっぷ)岬に到着です。強く吹き付ける風、そのためか高い木々が見当たらない大地…と、さすがは最東端!と言いたくなるような地の果てムードが漂います。7km先に位置する水晶島もこの日ははっきりと見えました。 また、朝日・夕日スポットとしても知られ、1年で最も早い日の出は3時30分ごろなのだとか。(早!)

納沙布岬

所在地:根室市納沙布
電話:0153-24-3104(根室市観光協会)
時間:見学自由
交通:JR根室駅から車で30分

車旅ラストは謎多き神聖の地“チャシ跡”へ

最東端到達後は「ヲンネモトチャシ跡」に立ち寄りましょう。

「チャシ」とはアイヌ語で「柵囲い」を意味し、 砦や祭祀の場、見張り場などに使われていたようです。 根室市内には32箇所確認されています。 16〜18世紀頃に築かれたと見られていますが、 正確な年代は不明で、何だか歴史ロマンを感じますね。

ヲンネモトチャシ跡

所在地:根室市納沙布温根元59・60
電話:0153-25-3661(根室市歴史と自然の資料館)
時間:見学自由
交通:JR根室駅から車で30分
異国情緒を探す根室ドライブ、いかがでしたか? JR根室駅〜納沙布岬までは車で30分ほど、 周辺には花咲ガニが味わえる食堂、チャシ跡や北方領土にまつわる資料館などもあるので、 ぜひ寄り道を楽しみながら、根室でしか見られない光景を探してみてくださいね。

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