エゾマツとトドマツ

本日は北海道の松のお話をお届けします!縁起が良い樹として知られている松。一年中葉がつく「常緑樹」のため、不老不死や長寿を象徴となっています。正月は終わりましたが一年のはじまり!北海道を代表する松の紹介や見分け方も紹介したいと思います。

枝が垂れ下がっている「エゾマツ」

北海道を代表する樹として知られているエゾマツです。枝が垂れ下がっているのが特徴で「もうえーぞのエゾマツ」と覚えるのだとか。高さは40mになることもあるそうです。
狩猟民族であるアイヌの人々は、狩に出て吹雪に遭遇した時に、エゾマツの木の下で一夜を明かし、助かったことがあったそうです。エゾマツの垂れさがった枝が屋根の役割を果たしたのですね。アイヌの人たちは、エゾマツを位の高い樹として崇めていたそうです。

枝があがっている「トドマツ」​

もうひとつ、北海道を代表する樹として知られているのがトドマツです。寒さに強く、木材として最も多く使われています。枝が下がっているエゾマツに対して、枝が上にあがっているトドマツ。「天までとどけのトドマツ」と覚えるとよいそうですよ。内側にたくさんの水分をため込むそうで、寒さの厳しい日には「凍裂(とうれつ」が起こることも。中の水分が凍って幹が裂けてしまう現象です。真冬の森ではバキッという「凍裂」の音が響き渡るそうです。

冠雪のエゾマツとトドマツ

冬はエゾマツやトドマツの枝に雪がかぶりとてもきれいです。北海道に住んでいると当たり前に見る風景かもしれませんが、雪が降った後に晴れ間が広がると、本当に素敵な風景となります。枝にこんもりと積もった雪が重そうだなーと思う時もありますが(笑)。写真は遠軽あたりで12月に撮影した風景です。走行中の車内から撮ったのでブレております。すみません。

森でみられる「倒木更新」

「倒木更新」とは、倒れた木の上に芽を出し成長していくこと。北海道の森の中では、倒れた木の上に子どもの松の木が生えているのをよく見かけます。いわば、木の世代交代。菌に弱い種は、地面の上ではなかなか成長しずらいのです。倒木は菌が少なく表面についた苔に適度な水分があるので成長には好条件なのですね。朽ちた木の上に、新しい木が育つというちょっとロマンを感じる風景。北海道の森ではよく見ることができるんですよ。

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