
オホーツク海から流れてくる流氷は冬の北海道でしか見ることのできない自然現象です。流氷が見られる地域としてはひがし北海道の紋別、網走、知床の3ヶ所が基本といわれていて、ほかにひがし北海道の根室、道北の稚内でも見ることができます。
流氷が観測されるのは1月中旬から下旬、接岸するのが1月下旬から2月上旬にかけてです。
地域差はありますが、この頃から紋別、網走、知床羅臼ではそれぞれ特徴のある流氷観光船に乗って流氷を見に行くことができるようになります。
知床エリアでは密度の高いダイナミックな流氷が長い期間楽しめることもあり、羅臼の観光船だけではなく、ウトロ地区で体験できる流氷アクティビティも人気です。
雪と氷に覆われた流氷のある海の光景は非日常的な雰囲気をもたらしてくれ、それだけで一見の価値がありますが、流氷だけではなく、ときたま姿を見せてくれる野生動物との遭遇もまた流氷観光の楽しみでもあります。
地域差はありますが、この頃から紋別、網走、知床羅臼ではそれぞれ特徴のある流氷観光船に乗って流氷を見に行くことができるようになります。
知床エリアでは密度の高いダイナミックな流氷が長い期間楽しめることもあり、羅臼の観光船だけではなく、ウトロ地区で体験できる流氷アクティビティも人気です。
雪と氷に覆われた流氷のある海の光景は非日常的な雰囲気をもたらしてくれ、それだけで一見の価値がありますが、流氷だけではなく、ときたま姿を見せてくれる野生動物との遭遇もまた流氷観光の楽しみでもあります。
アザラシ

表情や仕草がなんとも可愛らしいアザラシはとても人気のある野生動物です。流氷シーズンの到来と共にオホーツク海沿岸各地ではアザラシを見る機会が多くなります。
北海道で繁殖している定着性のゼニガタアザラシのほか、流氷のくる時期に子育てのためにやってくるゴマフアザラシ、世界的にも珍しいクラカケアザラシなどが流氷上で見られるかもしれません。
北海道で繁殖している定着性のゼニガタアザラシのほか、流氷のくる時期に子育てのためにやってくるゴマフアザラシ、世界的にも珍しいクラカケアザラシなどが流氷上で見られるかもしれません。
オオワシとオジロワシ

オオワシもオジロワシも、11月頃から2月頃にかけて流氷に集まります。特に、冬の知床半島はオオワシとオジロワシの世界最大の越冬地であるため冬の知床半島を代表する鳥となっています。
オオワシは翼を広げると2m以上にもなる大きな鳥で日本国内で見られる鳥のなかでは最大級です。黒と白の羽のコントラスト、鮮やかな黄色のくちばしが特徴です。
流氷上でバードウォッチングをしていると、オオワシが空から颯爽と降り立つ姿や、飛び立つ際に雪上に残す羽の跡まで見られることがあります。
オオワシは翼を広げると2m以上にもなる大きな鳥で日本国内で見られる鳥のなかでは最大級です。黒と白の羽のコントラスト、鮮やかな黄色のくちばしが特徴です。
流氷上でバードウォッチングをしていると、オオワシが空から颯爽と降り立つ姿や、飛び立つ際に雪上に残す羽の跡まで見られることがあります。
クリオネ

「流氷の天使」と呼ばれるクリオネは流氷とともにオホーツク海へとやってきます。
1cm程度の大きさのクリオネを観光船や海岸から見ることは難しいですが、知床ウトロ地区の流氷アクティビティで流氷の浮く海へ入った際に見つけられることがあります。
網走のオホーツク流氷館や紋別の北海道立オホーツク流氷科学センター GIZAではひらひらと舞うように泳ぐクリオネを通年見ることができますよ。
1cm程度の大きさのクリオネを観光船や海岸から見ることは難しいですが、知床ウトロ地区の流氷アクティビティで流氷の浮く海へ入った際に見つけられることがあります。
網走のオホーツク流氷館や紋別の北海道立オホーツク流氷科学センター GIZAではひらひらと舞うように泳ぐクリオネを通年見ることができますよ。