「おいしいものだけを食べに現地に行きたい!」 Peachであれば交通費を抑えつつ、その分、食事にたっぷりと費用をかけることができる。ここで紹介するのは、釧路に魚介を食べに行く、贅沢なコースのひとつ、「『勝手丼』を味わうモデルコース」。合わせて、地元で大人気の喫茶店やひがし北海道ならではのかわいいグッツが揃うショップにも立ち寄ろう!

COURSE 01

好みの魚介を好きなだけ
のせて作る
「勝手丼」を味わう
モデルコース

Planning Note

好みの魚介を好きなだけのせて
作る
「勝手丼」の魅力

JR釧路駅近くにある「和商市場」は戦後から釧路市民の台所として親しまれている市場。釧路港で水揚げされたばかりの魚介はもちろんのこと、厚岸や根室、網走など、ひがし北海道の新鮮な海の幸が並ぶ。その新鮮な海の幸を気軽に味わえると人気なのが「勝手丼」だ。市場内の鮮魚店では勝手丼用に、魚介の切り身を数枚単位で販売しており、客はご飯の上に好きな魚介を自分で盛りつけてく。自分でネタを選んで作る海鮮丼なので、自分の好きな魚介だけの丼を作ることができる。

地元女子が語るこのプランの魅力

メインは2日目の「勝手丼」。朝ご飯として食べるので、ホテルは素泊まりでOK。釧路は各地の魚介が集まるまちでもあり、さらに旬ごとにおいしい魚介があります。店員さんにおすすめを必ず聞いて下さいね!
ボールペン画家 原田 カーナさん

1泊2日の釧路旅は
バスだけでまわれます!

1日目
釧路空港に到着し、空港連絡バスに乗車。大楽毛馬市珈琲は途中、「大楽毛駅前」バス停で下車してすぐのところにある。
2日目
釧路空港行きのバスは10:30に出発(釧路駅前バスターミナル)。和商市場から釧路駅前バスターミナルまでは徒歩10分以内。

Model Course

1日目

うまいちこーひーてん

馬市珈琲店

釧路市の玄関口である「大楽毛」は、日本釧路種というドサンコ名馬と馬市の地でもある。そのJR大楽毛駅前にあるのが、地元で人気の喫茶店「馬市珈琲店」。名物の大楽毛カツサンドやナポリタンなどの食事メニューもあり、ランチとしての利用もできる。コーヒーやサンドイッチなどはテイクアウトも可。自家焙煎のコーヒー豆も購入できる。
住所:釧路市大楽毛5-1-20
電話:0154-64-9268
時間:10:30~18:00
休業日:日・月曜
アクセス:JR大楽毛駅からすぐ
地元ブランドのコーヒーで
釧路の旅をスタート
さとうかみてん・ほっかいどうりつくしろげいじゅつかん

佐藤紙店・北海道立釧路芸術館

ひがし北海道ならではのかわいいおみやげを手に入れたければ、佐藤紙店と北海道立釧路芸術館がおすすめ。釧路の版画家が手掛けた付箋やアイヌ文様の一筆箋など、きっとお気に入りが見つかるはず。
●佐藤紙店
住所:釧路市北大通8-1
電話:0154-22-1311
時間:9:30~18:30
(祝日は10:00~)
休業日:日曜、祝日の月曜
アクセス:JR釧路駅から徒歩6分
●北海道立釧路芸術館
住所:釧路市幸町4-1-5
電話:0154-23-2381
時間:9:30~17:00
休業日:月曜(祝日の場合は翌日休)
アクセス:JR釧路駅から徒歩15分
釧路のおみやげの新定番
かわいらしい品々がそろう
くしろふぃっしゃーまんずわーふむー

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

釧路のランドマークとして知られる複合商業施設。新鮮な魚介や各種加工品、スイーツなど、釧路みやげが買えるショップなどが豊富に揃う。釧路グルメが楽しめる屋台村をはじめ、海鮮が堪能できる夏季限定の「岸壁炉ばた」や、釧路名物「さんまんま」など釧路の味覚が味わえる飲食ブースもある。釧路空港行きのバスはここから乗ることができる。
住所:釧路市錦町2-4
電話番号:0154-23-0600
時間:10:00〜19:00(7・8月は9:00〜)
休業日:なし(1月と11月にメンテナンス休業日あり)
アクセス:JR釧路駅から徒歩15分
釧路のおみやげ探しに便利
幣舞橋近くにある人気複合施設
ぬさまいばしからのゆうひ

幣舞橋からの夕日

かつて世界中を巡ってきた船乗りたちが謳った世界三大夕日。釧路はバリ島、マニラに並ぶ夕日スポットとして知られる。辺り一面がオレンジに染められる日没がメジャー。近年では日暮れ後のマジックアワーも人気だ。雲もなく美しい夕景は秋から冬がベスト。空気も澄んで、より色合いの強いグラデーションが楽しめる。
住所:釧路市北大通1丁目
時間:見学自由
アクセス:JR釧路駅から徒歩10分
幣舞橋でファンタジックな
夕焼けに包まれたい
はんかがいでばんごはん

繁華街で晩ご飯

晩ご飯は釧路や周辺でとれた海の幸、山の幸と釧路の地酒「福司」を。晩ご飯は釧路や周辺でとれた海の幸、山の幸と釧路の地酒「福司」を。釧路中心部には名物の炉端焼きや釧路発祥といわれるザンギ、ほかにイタリアンやフレンチなど、さまざまなジャンルのお店がある。ハシゴしたい人は釧路一の繁華街である「末広」エリアで。
釧路の晩ご飯の定番は
海の幸と地酒「福司」
Column

釧路での晩ご飯は、

さまざまなジャンルの
お店が軒を連ねる
「末広」エリアで!

釧路随一の繁華街と言えば、JR釧路駅から徒歩10分ほどのところにあり、国道44号と北大通、釧路川に囲まれた場所にある「末広」エリア。多様なジャンルのお店が軒を連ねているほか、北海道で最も歴史のある屋台村である「赤ちょうちん」横丁なども。釧路などの海の幸をメインに取り扱う店が多いが、周辺の市町村の豚肉やエゾシカ肉などを素材に使う店もある。「末広」エリア内には宿泊施設が多いので、晩ご飯後のことも考えるとこのエリア近くのホテルを取っておいた方がいいかも。

炉ばた八

落ち着いた雰囲気の店内で、じっくりと釧路の海鮮を肴に地酒が楽しめる。メインは釧路名物でもある炉ばた焼き。道東の食材にこだわった、その日に仕入れた魚介類がカウンターに並ぶ。職人が丁寧に焼き上げてくれるので、食べ頃を逃すこともない。
住所:釧路市栄町4-2
電話:0154-64-1086
時間:17:30~23:30(LO23:00)
休業日:日曜
アクセス:JR釧路駅から徒歩13分

肴バル

近隣で釧路中村宙太郎鮮魚店を営む店主が、イチオシのネタを仕入れて営業している肴バル。女性に好まれる甘めの「大吟醸」にオススメのひと皿はクリーミーなウニの天ぷらがおすすめ。日本酒の取り扱いが多いのも魅力。
住所:釧路市栄町8丁目1
電話:080-3260-2262
時間:18:00~22:00
休業日:日・月曜
アクセス:JR釧路駅から徒歩10分

八千代本店

寿司・魚介料理・かに料理の専門店として、創業大正15年からの歴史を誇る老舗。「釧路を握り、釧路を料理する」をコンセプトとして、気候風土に合わせた味覚を提供している。(写真はイメージ)
住所:釧路市末広町3丁目5八千代ビル1F
電話:0154-22-0218
時間:平日は11:30~14:00・17:00~23:30、日・祝日は11:30~14:30・17:00~22:00
休業日:無休
アクセス:JR釧路駅から徒歩10分

酪農家バルROLL BALE

酪農家の食卓をテーマとして、チーズや乳製品など、酪農家の愛情がたっぷり詰まった食材を使用した料理が楽しめる居酒屋。中でも道東の食材は充実しており、広大で豊かな道東で育まれたチーズが多彩に揃う。「ミルキークラウン」のソフトクリームも人気。
住所:釧路市末広町5-5末広ビル1F
電話:0154-65-6262
時間:18:00~翌1:00
休業日:日曜(祝日の場合は月曜休)
アクセス:JR釧路駅から徒歩10分

2日目

わしょういちばであさごはん

和商市場で朝ご飯

釧路は日本有数の漁獲量を誇るまち。朝から釧路の海の幸を味わいたい!という人におすすめなのが、釧路駅前にある和商市場で楽しめる「勝手丼」。朝8時から営業しているおり、ホテルをチェックアウトしてから向かおう。その勝手丼でぜひ味わってもらいたいのが、夏はサンマ、秋は毛ガニなど、釧路ならではの魚介ネタ。さらに、釧路は日本屈指の捕鯨基地であり、商業捕鯨で獲れたミンククジラの刺身も人気ネタのひとつだ。
PickUP!

釧路の魚介をリーズナブルに
好きなネタだけ味わえる
「勝手丼」

和商市場で楽しめるのが、場内の鮮魚店をまわり、丼ご飯の上に好きな魚介ネタをのせて作る「勝手丼」。方法はまず、場内の総菜店で白い丼ご飯を購入(店舗によっては酢飯を用意)。次に場内の海鮮屋や魚卵店をまわって、ご飯の上に好きな魚介をのせていく。各店舗では、各魚介のネタを量り売りまたは切り身で販売している。完成したら、場内中央にテーブルとイスが用意してあるのでそこでいただこう。予算はどのくらいネタをのせるかによって変わる。総菜店で販売しているカニ汁も一緒に味わって。
自分で作る海鮮丼
好きな魚介を好きなだけ!
わしょういちば

和商市場

昭和29年に釧路市民の台所として始まった、「函館の朝市」「札幌の二条市場」とともに謳われる北海道三大市場の一つ。約50店舗が建ち並ぶ市場内には、活気ある掛け声があふれている。市民はもちろん釧路の料理人も御用達。好きな海鮮を満足いくまで盛りつけられる「勝手丼」が名物で、お手軽価格でさまざまな魚介を堪能できる。
住所:釧路市黒金町13丁目25
電話:0154-22-3226
時間:8:00~18:00(1~3月は〜17時)、時期により異なるので詳細はHPで確認を
休業日:不定休
アクセス:JR釧路駅から徒歩5分
Column

和商市場や釧路フィッシャーマンズワーフMOOで買える
「釧路みやげ」

新鮮な魚介や各種加工品など、釧路産のおみやげを買いたいなら、釧路フィッシャーマンズワーフMOOか和商市場で。海産物では何と言っても各種カニが人気だが、ほかにもサケやシシャモなど、旬の魚介もおすすめだ。鮮魚は持ち帰るのが大変なので、各店舗で取り扱っている宅配便で自宅に送ってしまおう。
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毛ガニやタラバガニなど

毛ガニの旬は9月と12月、タラバガニの旬は3〜11月。夏場には根室周辺で獲れる花咲ガニも並ぶ。
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さんまじゃぁきー

釧路特産のサンマを使った珍味。燻製液に漬け込み乾燥させたもので、スティック状になっていて食べやすい。

地酒ケーキ 福司

釧路エリア唯一の酒蔵「福司酒造」のお酒をたっぷりと使ったケーキ。しっとり&ふっくらとした舌ざわりだ。

さんまんま

じっくりとタレに漬け込んだサンマを炭火で焼き、炊き込みごはんにのせたもの。冷凍された状態で販売。
※掲載の内容は2019年11月現在のものです。内容が変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。

釧路の旅に
ぴったりな「旅行商品」
ご用意しています!

【新千歳空港発】あかん湖エクスプレスで行く!バス(片道or往復)&阿寒湖温泉宿泊セットプラン

コースのみどころ
2019年5月5日より、新千歳空港・南千歳駅と阿寒湖温泉をダイレクトに結ぶツアーバス「あかん湖エクスプレス」が運行開始! バスと現地の宿泊がセットになった、お得なプランです!

スケジュール詳細
【1日目】 新千歳空港(10:30発)もしくはJR南千歳駅(10:45発) →→(バス)→→日勝峠・とかち亭(各自昼食)→→阿寒湖温泉(15:30着) 着後、チェックイン。
【2日目】(往復バスプランのみ) 阿寒湖温泉(10:30発)→(バス)→柳月スイートピアガーデン(各自昼食)→→ →→JR南千歳駅(15:10着)→→新千歳空港(15:30着)
料金
片道+宿泊プラン 11,800円~62,200円(宿泊先・日程により変わります)
往復+宿泊プラン 15,800円~66,200円(宿泊先・日程により変わります)

旅行企画・実施
株式会社ホワイト・ベアーファミリー

ひがし北海道エリアの
着地型ツアー&体験予約

ひがし北海道自然美への道DMOが運営する「ひがし北海道トラベルラボ」では、各エリアでの移動・宿泊・体験などがセットになった現地ツアーや、エリアならではの体験が予約できます。
https://easthokkaido.com