Beyond COVID-19
「ひがし北海道 新・観光スタイル」

ソーシャルディスタンスな
空間にある冬の絶景
ひがし北海道の“アイスアート”

一般社団法人 ひがし北海道自然美への道DMO

「ひがし北海道 新・観光スタイル」 > 「ひがし北海道の“アイスアート”」

雪と氷、光が生み出す、
ひがし北海道の冬ならではのアートな絶景。

Share on facebook
Share on twitter
Share on email
夏とはまた違った表情を見せてくれるひがし北海道の冬。その日の天候や時間帯などあらゆる状況から生まれる絶景は、二度と出会うことのない一生に一度の景色。そのほとんどがマイナス20度以下にもなる厳しい気候の中で自然が創り出した世界であり、ほかでは体験できない、まさにアートな絶景です。ひがし北海道では一日の中でも刻々と表情を変える自然の神秘を時間の経過とともに肌で体感することができます。
tokachiphoto_00112(十勝観光協会提供)
フロストフラワー2(阿寒湖観光協会)
メイン_tokachiphoto-476

ジュエリーアイス
−十勝・豊頃−

十勝川を覆い尽くす氷が太平洋に流れ出し、流れで角が取れて丸くなった氷の塊が河口付近の大津海岸に打ち上げられる自然現象です。朝日に照らされてオレンジ色に輝く早朝、青空が映える日中など、ジュエリーアイスは時間帯によって異なる表情を見せてくれます。見られる時期はその年の天候によって左右されますが、例年1月中旬〜2月下旬ごろとなります。

ジュエリーアイス

住所:北海道豊頃町⼤津元町 ⼤津海岸
アクセス:とかち帯広空港から⾞で1時間
HP:http://www.toyokoro.jp/jewelryice

フロストフラワー
−阿寒湖−

「霜の花」や「冬の華」とも言われるフロストフラワー。湖上の氷面が氷結して霜の結晶が少しずつできあがり、氷の花のような美しい絶景となって広がります。大きなカルデラの中にある湖ならではの自然現象で、12月~3月にかけて、氷点下15度以下で風がほとんどなく、放射冷却で冷え込みが強まり、湖が氷で覆われる時期に見ることができます。湖面の氷が薄い場所もあるため現地ツアー(下記、阿寒観光協会などに要問い合わせ)にご参加を。

フロストフラワー

住所:釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間

ダイヤモンドダスト
−釧路川−

大気中の水蒸気が冷やされ、小さな結晶となってゆっくり降る自然現象「ダイヤモンドダスト」。別名として「天使の囁き」などとも呼ばれます。よく晴れた氷点下10度以下の寒い朝に出現するといわれており、氷点下15度を下回るひがし北海道ではよくダイヤモンドダストが見られているとのこと。太陽の光でキラキラと光る美しいダイヤモンドダストを見に早朝の散歩に出てみては?

ダイヤモンドダスト

住所:北海道弟子屈町〜釧路市の釧路川周辺

氷平線
−別海−

北海道の東側、別海町にある野付半島が、まるでウユニ塩湖のようだと近年注目されています。冬の野付半島には、どこまでも続く銀世界が広がっており、その景色はとても美しく目を疑うほど。この絶景は冬の間、半島の内側にある野付湾が氷結することによって、どこまでも続く海が氷の地平線へと形を変えることで現れます。ガイド同行なしでの氷上への立ち入りはできないので、ガイドツアーにお申し込みを。

氷平線

住所:北海道別海町野付63番地
アクセス:根室中標津空港から車で50分

樹氷・霧氷
−ひがし北海道各地−

樹氷は、氷点下で過冷却された霧が樹木に付着し、一気に凍結して結晶化する自然現象。毛状の白い氷が繊維状に樹木に吹きつけられて凍ったものをいいます。一方、霧氷は厳冬期の冬の早朝にだけ発生する自然現象です。氷点下20度以下で風がない比較的穏やかな日の早朝に、水面から立ち上る水蒸気が周りの樹木に付着して出現します。どちらもさまざまな気象条件が揃わなければ見ることができない希少な冬景色です。

十勝牧場 白樺並木

住所:北海道音更町駒場並木8-1(独立行政法人家畜改良センター十勝牧場)
アクセス:とかち帯広空港から車で50分

阿寒川

住所:北海道釧路市阿寒湖温泉〜大楽毛
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間(滝見橋)
阿寒湖_霧氷.(阿寒湖観光協会)jpg

阿寒湖

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間30分(阿寒湖温泉)

川湯温泉

住所:北海道弟子屈町川湯温泉
アクセス:たんちょう釧路空港から車で約1時間45分
摩周湖_摩周湖の樹氷(摩周湖観光協会提供)

摩周湖

住所:北海道弟子屈町国有林内(摩周湖第一展望台)
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間30分

摩周湖の結氷
−摩周湖−

日本一の透明度を誇る摩周湖は最深部が約211mと深く水温が下がりにくいことから凍らない湖と言われていますが、数年に一度、厳冬期に氷結することがあります。とくに全面結氷する前の進行中の姿が美しいと言われ、そのときはサファイアブルーの湖面がさらに輝きを増します。摩周湖の結氷を見るには早朝に行われる第1展望台から第3展望台方面への摩周湖スノーシューツアーがおすすめです。

摩周湖の結氷

住所:北海道弟子屈町弟子屈原野(摩周湖第一展望台)
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間30分

けあらし
−鶴居−

けあらしは、川や湖に冷たい空気が流れ込み、急激に水面の水蒸気が冷やされて起こる現象で、まるで水面に温かい湯気が立ち上っているかのような錯覚になります。鶴居村にあるタンチョウのねぐらのひとつである雪裡川にかかる音羽橋は、厳冬期にはタンチョウを撮影するカメラマンで賑わう場所。条件がそろえばタンチョウとけあらしの両方を見ることができます。

けあらし

住所:北海道鶴居村雪裡原野北7線東(音羽橋)
アクセス:たんちょう釧路空港から車で30分(音羽橋)

アイスバブル
−十勝・糠平湖−

湖底から湧き出た気泡が湖の氷に閉じ込められ、宇宙を覗き込むような神秘を感じさせる絶景です。深い黒に凍りついた湖の奥深くまで散りばめられた気泡は無数の星のようで、まるで星空に立っているかのような気分が味わえます。湖面が凍ってから雪が降り積もる頃までだけのわずかな期間に見ることができる自然の造形美です。湖面はスケートリンクのような状態になっているため、転倒防止のために滑り止めのある靴を履いて行きましょう。

アイスバブル

住所:北海道上士幌町ぬかびら源泉郷(糠平湖)
アクセス:とかち帯広空港から車で1時間30分(ぬかびら温泉郷)