Beyond COVID-19
「ひがし北海道 新・観光スタイル」

「阿寒湖 カムイへの祈り」
〜カムイコオリパク〜

一般社団法人 ひがし北海道自然美への道DMO

「ひがし北海道 新・観光スタイル」 > 「阿寒湖 カムイへの祈り」〜カムイコオリパク〜
【掲載内容は2020年夏期のものです。】

コロナウイルスの収束と医療者へ感謝の気持を
マリモとカムイ(神)に伝えます。

Share on facebook
Share on twitter
Share on email
 阿寒のアイヌ民族は、「カムイと共に、自然と共に」という彼らならではの精神を大切に守りながら、大自然に敬意を払い暮らしています。
 模索中のアフターコロナの生き方も「カムイと共に、自然と共に」は変わりません。むしろ、今だからこそアイヌ民族のカムイや自然との向き合い方を、ぜひ多くの皆様に知ってほしいと考えています。
 また、感染者の方々の治療に取り組まれている全世界の医療従事者の方々へ、心からの感謝の気持ちをアイヌの祈りでお伝えしたいと思います。
 この取り組みは、アイヌ民族や阿寒住民だけのものではありません。
 阿寒湖温泉を訪れる多くの方にもご参加いただき、一緒に祈りを捧げたいと考えています。

「阿寒湖 カムイへの祈り」〜カムイコオリパク〜の取り組み

観光汽船に乗って、阿寒湖の上から
医療従事者の皆さんにエール

はじめに、まりもの里桟橋から観光汽船に乗船。船内ではLEDライトで光るマリモを模したボールをお渡しし、そこに願い事や医療従事者の皆さんへの感謝の気持ちを記入していただきます。その願いや思いを阿寒湖のカムイに託し、ボールを阿寒湖に流します。夜の阿寒湖に浮かぶ、いくつものブルーの光の玉。幻想的な夜の阿寒湖もお楽しみいただけます。

大地に感謝の祈りを捧げるため、
温泉街でタイマツを持って行進

観光汽船から下船した後は、アイヌ民族の火の神「アペカムイ」と大地に感謝をするための儀式を行います。まずは、アイヌの方が阿寒湖上で丸木舟に乗り、タイマツを持って上陸し、火の儀式を行います。その後は、一人一人の持つタイマツにその火を点けて、参加者全員で商店街からアイヌコタンまで、タイマツを持って行進します。アイヌ民族の衣装を着た地元の人と一緒に、大地に感謝を捧げる行進はとても神聖な雰囲気に包まれます。
kumy05

平和を願うアイヌ伝統の儀式
「カムイノミ」

アイヌコタンで、神々に感謝の祈りを捧げる伝統的な儀式「カムイノミ」をとり行い、参加者全員でコロナウィルス収束と人々の健康、安全など平和への祈りを捧げます。ヤナギなどで作られたイナウと呼ばれる木幣(もくへい)などを使った、エカシ(長老)による「厄除けと無病息災の祈り」は貴重な体験となるはずです。

「阿寒湖 カムイへの祈り」
〜カムイコオリパク〜
開催概要

2020年8月1日(土)から11月8日(日)まで開催。所要時間は約50分、受付はまりも里桟橋で19時30分から。1日150名限定です。大人中学生以上2000円、小学生1000円(未就学児は無料)。参加者特典として、阿寒湖オリジナルアイヌ文様入りマスクとアルコールハンドジェルをプレゼントいたします。詳細は阿寒湖温泉の各ホテルか阿寒観光協会まちづくり推進機構にお問い合わせください。
※写真はすべてイメージです