
日本では冬のひがし北海道でしか見られない「流氷」。今回は、知ればより楽しくなるかも?!流氷にまつわるちょっとした豆知識をご紹介します。
実はあまり知らないかも?!流氷ってどういうもの?

紋別や網走など、北海道ではオホーツク海沿岸で見られる冬の風物詩「流氷」。
流氷とは「海水が凍った氷」でできた、動く氷。海水は塩分を含んでいるので真水とは異なり、約 -1.8 ℃になってから凍りはじめます。
毎年流氷ができはじめるのは、北海道のはるか北に位置するロシアのアムール川河口。11月から凍りはじめ、時間をかけて徐々にオホーツク海やサハリン北部の東側まで広がります。遠い旅路を経て流氷が日本沿岸に現れるのはおおよそ1月下旬〜3月。実はひがし北海道は流氷が見られる北半球では一番南の地域です。
流氷とは「海水が凍った氷」でできた、動く氷。海水は塩分を含んでいるので真水とは異なり、約 -1.8 ℃になってから凍りはじめます。
毎年流氷ができはじめるのは、北海道のはるか北に位置するロシアのアムール川河口。11月から凍りはじめ、時間をかけて徐々にオホーツク海やサハリン北部の東側まで広がります。遠い旅路を経て流氷が日本沿岸に現れるのはおおよそ1月下旬〜3月。実はひがし北海道は流氷が見られる北半球では一番南の地域です。

北から徐々に移動してくるため、北海道で稚内や紋別などではより早くから流氷を見ることができます。流氷は風向きなどで日々動いているので、一夜にして岸からなくなってしまうこともしばしば。必ず見たい!という方はSNSやHPなど、最新の流氷情報をゲットするのがおすすめです。
オホーツクの豊かな海は流氷のおかげ
ホタテやカニ、鮭などの水産資源でも有名なオホーツク海。実は、流氷によってもたらされる大量のプランクトンが豊かさの秘密です。

流氷ができると、表層の海水が冷却されることにより海水が混ざります。すると海の下層に蓄積されていたプランクトンや栄養が海の表層まであがり、春になるとそれらの栄養を利用して植物プランクトンが爆発的に増えます。こうして増えた大量のプランクトンが海- 川- 森とつながるひがし北海道の豊かな自然や生態系を支えているのです。
旅行の計画は流氷情報をゲットしてから
何度みても感動する圧巻の光景「流氷」。同じひがし北海道でも地域によっては見られる時期が若干異なるので、見頃や最新情報のチェックをお忘れなく!
▼流氷観光におすすめのプラン
流氷がみられる地域のひとつ、網走で流氷観光をするならぴったり!なバスプランを動画で紹介しています。 こちらもぜひご覧ください↓
流氷がみられる地域のひとつ、網走で流氷観光をするならぴったり!なバスプランを動画で紹介しています。 こちらもぜひご覧ください↓
▼来シーズンの参考に 各地の2022年流氷初日/流氷終日
【網走】
流氷初日:2022年 1月28日 / 流氷終日:2022年 3月25日
【羅臼】
流氷初日:2022年 2月 4日/ 流氷終日:2022年 3月18日
【根室】
流氷初日:2022年 2月14日 / 流氷終日:2022年 3月26日
引用 :第一管区海上保安本部 海氷情報センターHP
【網走】
流氷初日:2022年 1月28日 / 流氷終日:2022年 3月25日
【羅臼】
流氷初日:2022年 2月 4日/ 流氷終日:2022年 3月18日
【根室】
流氷初日:2022年 2月14日 / 流氷終日:2022年 3月26日
引用 :第一管区海上保安本部 海氷情報センターHP