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斜里・ウトロ

深い雪に閉ざされ、春の開通を待つ「知床横断道路」

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更新日:2023年1月13日
ウトロと羅臼間をつなぎ、頂上には知床八景の知床峠がある知床横断道路。毎年冬期は全面通行止めとなり、今冬も2022年11月7日17時から通行止めとなりました。2023年4月下旬に予定されている開通の日までのいっとき、深い雪に閉ざされるのです。
知床横断道路とは、全長27kmの知床半島の斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道334号のこと。標高738mの頂上は知床八景でもある知床峠で、そこからは雄大な羅臼岳の姿を間近に見ることができます。
ドライブコースとして人気が高い知床峠ですが、毎年11月初旬から4月下旬は冬季閉鎖となるため、日本でもっとも開通期間が短い国道と言われています。

冬を超え、春が近づくと…

道路の開通に向け、人の手や、ロータリー除雪車による除雪が進みます。例年4月に入った頃に知床横断道路の除雪作業の様子はニュースとなって北海道中をかけめぐり、そのニュースによって春の訪れを感じることも少なくありません。
大きな除雪車も、知床の大自然の中ではなんだか小さく見えるようです。しかし、勢いよく雪をはき出しアーチを描くさまは豪快そのものです。

時期が限られているからこそドライブしてみたい道

知床横断道路は春の開通後もしばらくは制限付きでの利用となります。路面凍結の可能性がなくなり次第順次開通時間が緩和されていき、例年6月までには終日通行が可能となっています。
絶景が待っているとわかっていながらも、開通期間の短さにより訪れるチャンスが少ない知床横断道路ですが、知床訪問の際はぜひドライブで訪れてみてください。

知床横断道路

休業日:11月上旬~4月下旬は冬期全面通行止め
駐車場:知床峠に78台
掲載している情報は
2023年1月
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