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阿寒湖

冬の阿寒湖上に咲く可憐な氷の花 「フロストフラワー」

阿寒湖
見る・遊ぶ
更新日:2022年12月23日
本州に比べて一層長い北海道の冬。気温が低いからこそ見られる奇跡のお花畑があることをご存知でしょうか?
今回は阿寒湖でみられる儚い氷の華「フロストフラワー」についてご紹介します。

見られるのは3つの条件が揃った時だけ!

冬、一面氷と雪に覆われた釧路市 阿寒湖の湖上に咲く霜の花「フロストフラワー」。
12月以降に見られる現象で、湖上の氷面が氷結して霜の結晶が少しずつできあがり、氷の花のような美しい絶景となって広がります。
フロストフラワーは大きなカルデラの中にある湖ならではの自然現象。
①氷点下15度以下で風がほとんどなく
②放射冷却で冷え込みが強まり
③湖が氷で覆われた
3つの条件が揃った時にだけ見られる、現地でも見られる確率が30%ほどの奇跡の光景です。
朱鞠内湖や屈斜路湖など道内いくつかの湖で見られる光景ですが、3月上旬までと長く楽しめるのは阿寒湖だけ。
阿寒湖の湖底からは泉や温泉が湧き出ているため、凍った阿寒湖には、湯壺と言われる穴があちらこちらに開いています。至る所にあるその湯壺が朝になると薄い氷が張り、12月と同じ状態が3月上旬まで続きます。
フロストフラワーが現れる場所には湖面の氷が薄い場所もあるため、穴にはまってしまう危険性も。見に行く際には現地ツアーへご参加くださいね。

フロストフラワー

見頃:12〜3月上旬 ※天候状況によります
アクセス:たんちょう釧路空港から車で1時間
掲載している情報は
2022年12月
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変更になっている場合がありますので、事前に最新情報をお確かめのうえ、お出かけください。
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