冬から春へ!
ひがし北海道
「グルメ」の魅力

From Winter to Spring!
"Gourmet" Charm
of East Hokkaido

春は流氷が去った後の身がたっぷり詰まった海明けガニや新鮮な野菜など、ひがし北海道の旬をふんだんに使ったグルメも豊富だ。とても広いひがし北海道は、それぞれの地域でおすすめグルメが異なる。港町では鮮魚を使ったグルメ、農村地帯では野菜を使ったグルメと様々。春限定の美味しいものがたくさんのひがし北海道でお腹を満たしてみては。
※新型コロナウイルス感染症の影響等により、2021年の実施内容については事前にご確認ください。

ー網走ー

海明けカニ

冬の間、たっぷりと栄養を蓄えた海明けカニは極上の味

流氷明けの毛ガニのシーズンは3〜5月。一番おいしい時期だ。網走で水揚げされた毛ガニは浜茹でしているので、とても新鮮で美味。身はもちろん、カニ味噌もクリーミー。市内ではランチやおみやげ、宿では夕食でも味わうことができる。

ー厚岸ー

カキ

プリっとした食感と濃厚な甘みが美味

釧路市と根室市のほぼ中間に位置する厚岸町は、国内で唯一、年中出荷できる牡蠣の名産地だ。特に美味しい時期は12〜2月。養分が豊富な淡水と海水が混ざる厚岸湖の氷の下でで育つため、ふっくらな身と濃厚な甘みが特徴。厚岸町では、カキえもんやマルえもん、ナガえもんの3種類のカキを生産している。

ー網走ー

キンキ

冬に栄養を蓄えた旨味たっぷりの高級魚

標準和名ではキチジ(喜知次)、北海道ではキンキ、網走ではメンメと呼 ばれる魚。網走産のキンキは延縄漁で漁獲されるため、身に傷が付かな い。市場では「釣きんき」として有名だ。肉質は柔らかめで脂肪が多い ため、煮付けや寿司、釜飯などで味わえる。

ー羅臼ー

ウニ

磯の香りと濃厚な旨味が絶品

羅臼で獲れるウニはエゾバフンウニ。ムラサキウニよりも甘みが濃厚だ。ウニ漁は1月中旬〜6月まで。高級品としても知られる羅臼昆布を餌として育つのでさらに旨味が増す。漁の期間には羅臼のレストランでとれたてのウニをウニ丼や海鮮丼で味わうことができる。

ー羅臼ー

トキシラズ

春から初夏が旬!脂のり抜群な鮭の高級品

知床の海域で獲れる鮭は6種類ほどあるが、春に獲れるのがトキシラズ。秋鮭とは違い、春に獲れるので時不知・時鮭と呼ばれる。脂ののりが良く、鮭のなかでも高級品として知られている。焼きはもちろん、刺身でも美味しく味わうことができる。特にハラスが最高に美味。

ー釧路ー

ギョウジャニンニク

北海道の特産品としても有名なスタミナ野菜

4〜5月にかけて採れるギョウジャニンニク。山にこもる行者が食べていたことが名前の由来と言われている。強い香りがするが、スタミナ満点。肉料理との相性が抜群で、ジンギスカンと一緒に焼いて食べるのも美味。屈斜路湖のアイヌ料理の店では丼もので楽しむこともできる。

ー十勝ー

アスパラガス

素材そのものの甘みが美味しい

ひがし北海道では網走市などのオホーツク地方が主産地。春〜初夏が旬。朝晩の寒暖差の大きい場所で育つので甘い。茹でてそのまま食べるのが定番だが、醤油だしで焼き浸しにして冷蔵保存すると 1〜3日間味わうことができる。

ー足寄ー

ラワンブキ

シャキシャキとした食感と豊かな風味

足寄町に自生するラワンブキ。太さは10センチ超、高さは人の身長を優に超える3メートルほどに育つ。6月上旬〜7月上旬が旬で、煮物や炒め物で味わう。足寄町の「道の駅 あしょろ銀河ホール21」ではレストランで食べることやラワンブキ製品をおみやげで買うことも できる。

ーコラムー

「ひがし北海道フードトレイル」

広大な大地、流氷も訪れる海、冷涼な気候。ひがし北海道は良質な食材を生み出す条件を満たしている。そしてその食材たちをどう生かすか挑むレストランや料理人とも出会えるエリアだ。ひがし北海道の各地にあるおいしいもの、そしてそれがなぜおいしいのかという背景を知ったら食をめぐる旅はもっと深まるのではないだろうか。ぜひ、食の王国・ひがし北海道を欲張りに楽しんでほしい。
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